留学生インタビューINTERNATIONAL STUDENT INTERVIEW
季 軒弛
所属専攻:歯学部歯学科
入学年度:令和4年度
国籍:中国
東北大学を選んだ理由・東北大学を知った理由はなんですか?
東北大学が研究力が高く、世界的にも有名であるため、留学生にとっては憧れの大学です。しかも、中国の有名な作家、魯迅先生の母校でもあるので、中国人によく知られています。
東北大学に入学した高校の先輩も結構東北大を勧めてくれました。勉強しやすい環境であり、留学生に優しいということです。
その上、日本で初めて女子大学生を受け入れた東北大学が女性を尊重し、男女平等を重視ていることも私が東北大学が好きな原因の一つです。
最後に、東北大学のもう一つ魅力を感じたことはロゴマークです。仙台を象徴する植物、萩をモチーフとし、知性と創造力を代表する紫を採用してデザインされています。非常に可愛くて、入学する前からロゴマークのついている学生証を手に入れたかったです。
自身の研究について簡単に教えてください。
私は現在、東北大学歯学部の1年生で、主に英語、第二外国語、生物、化学などの全学授業を受講しています。2年生以降は専門科目を中心とする学習に入ります。現在、口腔内の資源を利用して全身を治していく再生歯科医療について興味を持ち、将来の研究分野にしたいです。東北大学は先端再生医学研究センターがあり、脂肪幹細胞と乳歯歯髄幹細胞を用いる歯における再生医療の研究が行われています。特に、乳歯や親知らずなど役に立たない歯から作ったips細胞は歯科疾患だけではなく、神経損傷や糖尿病などの治療もできるようになってくるので、とても意義がある研究だと考えています。
入学時にどうやって友達を作りましたか?
これは、歯学部の同級生である友達のおかげです。日本に来たばかりの時、教室で私と話しをすることを申し出て、それから私は彼女の友達と知り合うことができました。それぞれの授業に合った同級生とだんだん知り合うようになりました。そのあと、水泳部と軟式テニス部に入部したので、友達や先輩にも会えました。
休日はどう過ごしていますか?
普段は土曜日にアルバイトしており、部活に参加することもあります。たまに自炊するので、スーパーに買い物しにも行きます。また、図書館で自習したり、仙台周りを散策したりするので、学習とリラックスが両立する生活をしています。
県外や遠方へ行くときに交通は便利ですか?
仙台市は決して広いとは言えないので、多くの学生が自転車で通学しています。私の主要な移動手段は地下鉄と自転車です。また、キャンパス間を移動するとき、学校の無料キャンパスバスに乗ることもあり、とても便利です。仙台から県外への主な移動手段は新幹線と飛行機です。でも、仙台と東京を結ぶ直行便がないのはちょっとショックしました。
これから東北大学へ入学を考えている方々へのアドバイスやコメントをお願いいたします。
東北大学のある仙台市は、生活や勉強するのにとても適した町と思い、日本文化を深く触れる機会があります。
仙台は四季がはっきりしていて人口が多くもなければ少なくもないです。暮らしやすいし、東京や大阪などの都会と比べれば、人情があります。また、田舎や郊外などと比べれば、賑やかで活発しています。本当に生活しやすくて勉強するのに適しています。
言語の壁などを全然心配する必要はありません。先生や同級生はとても親切で、学校側も留学生が日本語の壁を乗り越えるように様々な日本語の授業を提供してくれます。
東北大学の教授はプロであり、優しいです。私はビザ申請の関係で、新学期が始まって2か月後に来日しました。来日するまで、様々な授業を担当している先生が私のことを配慮し、授業を録画かオンラインでの出席を許可してくれました。先生方々からのお気遣いにすごく感動し、感謝しています。
東北大学の寮は整備されて、環境が良いです。国際化を念頭に置いた上での寮生配置なので、異なる国から来た留学生と交流する機会があります。
しかも、各キャンパスの食堂は様々なメニューを用意しており、栄養満点で美味しいです。
私の紹介を聞いたら、あなたも東北大学を好きになるでしょう。東北大学の綺麗なキャンパスで優秀なあなたと会うことを楽しみにしています。