卒業生からのメッセージ
歯科医師をめざすみなさんへ
氏名:小嶺祐子
職名:厚生労働省医政局歯科保健課課長補佐
略歴:愛知県豊橋市出身。東北大学歯学部卒業、同大学院歯学研究科修了(歯学博士)。加齢歯科学分野助教を経て、現職。
「人生の最後に食べたい食べ物は?」みなさんはこのような「食べること」に関する質問をこれまでに何回したでしょうか。「食べること」は、栄養をとるだけでなく、豊かに「生きる」に繋がっています。私は、現在、国家公務員として口の健康を通じて、国民の皆さんがよりよい生活を送ることができる仕組みを考える仕事をしていますが、卒業後約10年間は東北大学で、訪問歯科診療などの高齢者の歯科治療や、口腔機能の研究に携わってきました。総合大学である東北大学で、個性豊かな先生に教わりながら多くのことを経験し、口から食べることそしてその機能を守ることの大切さを感じたことが今につながっています。みなさんも東北大学で、「生きる」を支える歯科医師をめざしてみませんか!